琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

上野東照宮の神楽殿という晴れ舞台で琵琶を演奏する

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、

ヨガインストラクターのゆうこです。

普段は書籍の編集者として働いています。

 

私は年に5回、上野恩賜公園内にある上野東照宮の神楽殿で、琵琶を演奏する機会を頂いています。

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上野東照宮の神楽殿は、社殿への表参道に建っていて、この舞台に立つだけで、まず様になります。

これは、私の所属する薩摩琵琶史水会(会長・古澤史水先生)の生徒さんたちの、研修会を兼ねた演奏会「琵琶樂演奏会」です。

 

楽殿は神楽を奉納する舞台・祭場で、神社によく見られる建物です。

この「神楽」とは、神様へ奏する舞楽のことで、由来は「神の宿るところ」。

楽殿で奉納される舞楽が、季節の風物詩となっている神社もあります。

 

この神聖なる舞台で定期的に琵琶を演奏できるなんて、本当に得難い機会です。興奮します。

ちいさな自慢ですが、私は初参加の日から皆勤賞で、この演奏会に参加しています。

「テストがあるから勉強する」と言っては何ですが・・・、「演奏会があると猛練習する」なのです。ここで経験を積み重ねて、人前で演奏することの度胸がつきました!

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唐門には名匠・左甚五郎作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があるそうです。

次の琵琶樂演奏会は、10月31日(日)11時30分~15時頃終演予定。

入場無料なので、ぜひお気軽にお越しください。

美術館や動物園、公園の散歩も、一緒に楽しめます。

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「琵琶樂演奏会」は2・4・6・8・10月の最終日曜日に開催です。

次のブログは、「琵琶があったからこそ薩長同盟が成立した!?」です。

(2021年10月30日更新予定)