琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

演奏会会場♪ 谷中の古民家・市田邸はこんなところです

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

3月26日(土)、谷中にある古民家・市田邸で、琵琶演奏会 第二回「薩摩琵琶を通して味わう 日本の美しい言葉」を開催予定です。第一回目(2020年10月31日開催)のときも、こちらの会場をお借りしました。

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JR上野駅・日暮里駅・鶯谷駅、東京メトロ根津駅から10~15分ほどのところにあります

市田邸は、上野公園から東京藝術大学を抜けた先にあります。ブラブラ散歩が楽しい「谷根千」エリアの入り口にあるという感じです。このあたりは、江戸時代、寛永寺の寺院が建ち並ぶ一帯で、今もお寺が多い屋敷町です。

もともとは明治40(1907)年、日本橋の布問屋を営んでいた初代市田善兵衛という方が構えた住宅でした。今では築100年を超えた屋敷で、国登録有形文化財建造物に指定されています。

戦後は、長女の方が下宿を経営。東京藝術大学の学生さんがここに住み、巣立っていったそうです。

1階の座敷は現在、芸術文化活動の拠点として活用されています。この8畳+6畳の座敷は、床の間をしつらえた数寄屋風の意匠。

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湯を沸かすための炉もあり、茶会も開かれているそうです。また、木骨レンガ造りの蔵もあり、今は控室などとして使われています。

和の雰囲気に満ちた座敷に腰を下ろすと、ホッとひと息、落ち着きます。ちゃぶ台やタンスといった家具、照明器具、障子なども丁寧に管理されていて、たくさんの人に守られて、ここまで保存されてきたのだなと感じます。

座敷からの庭の景色も一見の価値あり。

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演奏会では、この素晴らしい会場の雰囲気も楽しんでほしいと思います。

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暖かくなったら、この市田邸でヨガも開催したいと思います。ちなみに、この写真は市田邸を借りて撮影しました 撮影:土肥裕司

次のブログは、「今年、続けたいこと! 新月瞑想」です。
(2022年1月29日更新予定)