琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

川越の七福神めぐりで、川越初めての演奏会を祈念

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

10月22日(土)、初めて川越で琵琶の演奏会を開催します。
そこで、川越の七福神をめぐり、自分の力を発揮できますように、と神様たちへご挨拶してきました。

七福神めぐりは歩いて、すべて回ることができます。

まずは、琵琶を持った女神・弁財天様。技芸、芸事、そしてお金の守護神でもあります。

弁財天様をまつる妙昌寺。太田道灌公が川越城を築城する際、城の裏鬼門に位置したことから守護神として信仰を集めたそうです。

次は、布袋様をまつる見立寺へ。

なんとこちらには、赤穂義士の一人・矢頭右衛門七の妹の墓があるんです。

福禄寿様のいらっしゃる蓮馨寺。顔の長い、長寿の神様です。

お寺は、時の鐘や菓子屋横丁へ通じる通りに面してあり、分かりやすい立地です。

台所を守る大黒天様は、喜多院の境内に。喜多院は川越大師として、地域の人たちから親しまれています。

江戸幕府3代・徳川家光誕生の間、春日の局(家光の乳母)化粧の間などが残されていて、徳川家との深い関係がうかがえます。

福の神・恵比寿様は成田山。千葉県にある成田山新勝寺不動尊のご分霊を安置しています。

喜多院から歩いてすぐの場所にあります。

途中、川越の総鎮守・氷川神社にも立ち寄りました。折しも「縁むすび風鈴」の開催中。境内のあちこちで涼しげな音色を奏でていました。

こちらの「鯛みくじ」は、おみくじの入った鯛を釣り上げるスタイル。この鯛は持ち帰って、身近な場所に置いておくといいそうです。

今回、演奏会を開催する旭舎文庫は、この氷川神社近くにあります。ぜひ一緒にお参りしてみてください。

鎧兜に身を包んだ毘沙門天様。毘沙門天様のいらっしゃる妙善寺は住宅街の小路に。

閑静な住宅地の中にあり、探すのにちょっと手間がかかってしまいました。

最後は、寿老人のいらっしゃる天然寺。こちらの寿老人は、左手に長寿のしるしである桃を持っていらっしゃるのだとか。

こちらから喜多院まで徒歩15分くらいです。

川越といえば、時の鐘や蔵の街並、菓子屋横丁、大正ロマンあふれる通りなどが有名ですが、神社仏閣もたくさんあります。こちらもおすすめです。川越の奥深い歴史を感じられます。

10月の演奏会では「七福神」を演奏します。7柱の神様がみな登場する、にぎやかでおめでたい曲です。一緒に七福神めぐりをしたかのような気持ちになって頂ければ。

次回のブログは、「8月、白虎隊に思いをはせて」です。(9月10日更新予定)