琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

編集者の端くれ&活版印刷好きにはたまらないTシャツ

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

過去に2度、このブログで紹介している市ヶ谷の市谷の杜 本と活字館
こちらで“編集者の端くれゴコロ”をくすぐるワークショップがあり、参加してきました。
シルクスクリーン印刷で「オリジナルTシャツ」を作ろう!」です。

シルクスクリーン印刷とは「孔版印刷」。布の版に穴をあけ、インクをつけて印刷します。

かつてそのスクリーンをシルクで作っていたことが名前の由来です。

Tシャツに印刷するイラストは、本と活字館に展示されている、活字や印刷にまつわる機械! 活字パントグラフ、万年自動活字鋳造機、平台式活版印刷機、糸かがり機の4つです。そんなイラストがついたTシャツなんて売られていません! 胸が高鳴ります。

私が選んだのは、活字パントグラフ。

パントグラフは活字の母型を作る機械です。

Tシャツの色はシルバーグレーとデニムの2色、サイズは3種類から選べます。
そして、インクはラベンダー、イエロー、コーラル、ネイビー、ミント、レッド、ブラック、ラムネ、ブラウンと9色もあるんです!

Tシャツはシルバーグレー、インクはラムネをセレクト。これは、本当に唯一無二のTシャツができるに違いありません!

ちなみに、違うインクを使うとこんな感じです

究極の選択の時間・・・楽しいです!!

企画展示は「探検!雑誌づくり工場(中とじ編)」でした。10月30日まで開催中。
雑誌が印刷工場でどのようにして出来上がっていくのか、その過程を見ることができます。書籍の編集に携わっていますが、実際の印刷工場はめったに見られません。こちらもワクワクしました。

 

印刷するためにアルミ板に文字や絵を焼き付けた「刷版」です。実物を見られるのがたまらない♪

印刷する前の大きなロール紙「巻取」!ひとりコーフンしてしまいました。

いろいろ楽しんだ後はカフェで夏季限定の「CMYKドリンク」CMYKも印刷に携わっている人間にはたまらないネーミングです。

「巻取」に見立てたバームクーヘンもユニーク♪

次回のブログは、「初めての川越での琵琶演奏会レポート1」です。(11月5日更新予定)