琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

毎月のご挨拶に不忍池弁天堂へ

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

以前、全国の神社を紹介する本を制作したことがあります。
その際、インタビューした方が、「毎月、自分の氏神様に日々の報告をしているから、御朱印めぐりはあまりしない。氏神様にお願いをするのではなく、日々の報告と感謝だけをする」と仰っていたのが印象に残り、私もそういう習慣をつけたいと思いました。

氏神様ではなくても、ひいきにしてほしい神様のところに、通うのもいいとのことなので、私は、上野公園内にある不忍池弁天堂にしようと決めました。

近くにある東照宮で琵琶演奏をする機会を頂いているし、琵琶といえば弁天様なので、です。

不忍池辯天堂は、江戸初期の寛永年間に建立。天然の池であった不忍池を琵琶湖に見立て、また元々あった聖天が祀られた小さな島を竹生島に見立て、お堂が建立されたそうです。

今は小さな橋を渡ってお堂へ向いますが、かつては船を使用していたのだとか。

こちらの辯天様は八本の腕があり、煩悩を破壊する道具を意味する武器を持つ「八臂辯才天」様。「巳成金大祭」でご開帳されます(人混みが嫌で混む時に行ったことがないです…)。

その代わり、令和4年の「巳成金大祭」で角塔婆から弁財天様・大黒様につながる五色紐を外した際に作られたお守りは、いつも身に着けてます。

こちらは琵琶お守りの宝庫です。まずは、琵琶の形をした絵馬を奉納。

琵琶の形をしたストラップ。こちらは家の鍵に付けています。

お財布の中にも。弁財天様はお金の神様ですから。八臂辯才天のお姿がわかります。

琵琶の撥ケースにもしのばせています。芸術の神様ですから、あやかって。

この毎月のご挨拶、いつ始めたか、はっきり覚えていないのですが、今ではもう月1で参拝しないとソワソワしてきます。毎月下旬になると、来月のいつに行こうかなってご挨拶ありきで外出の予定を考えるようになってきました。精神安定剤のような存在です。

次回のブログは、「心を落ち着かせるヨガの呼吸」です。(2月11日更新予定)