琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

私の旅のもうひとつのテーマ アートと本めぐり

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

4月初めの旅行。目的は、琵琶の勉強のために壇ノ浦と宮島・厳島神社を見ることでした。でも私は、旅先では「アート」「ブック」というテーマでも、行く先を考えます。今回のブログでは、壇ノ浦~宮島・厳島神社旅行の合間で訪れた「アート」「ブック」のスポットも、紹介したいと思います。

まずは「アート」。
羽田空港から山口宇部空港へ飛んだのですが、ちょうど宇部市では「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」を開催中。2年に1回開催される野外彫刻の国際コンクールです。

もともと宇部市は石炭産業で栄えた街。1958年、「緑化運動」基金の一部で1体の彫刻を購入したことがきっかけで、この国際的な野外彫刻展の開催につながったそうです。

公募から選ばれた野外彫刻が、ときわ公園の丘を彩るほか、宇部新川駅など宇部市内にも点在。写真手前は宇部ビエンナーレ代表格、向井良吉≪蟻の城≫。

バスで向かったときわ公園には、常盤湖を中心とした緑あふれる広大な敷地に、レトロな遊園地、植物園などがあります。

訪れたとき、なんと桜が満開! 東京や千葉では、満足に花見をしていないのに、すで桜が散り始めてました。

3月末まで編集の仕事が忙しかったのに、打って変わって、芝生に腰を下ろして、桜や湖、アートを眺めながら、の~~んびり。数日前までの忙しさとのギャップ…。

「ブック」は、書店やブックカフェです。
宮島のお宿「錦水館」には、ライブラリーがありました。宿を選ぶ際、ライブラリーの有無はとっても重要!

宮島は雨。そういう時、ライブラリーの存在は大助かりです。

紅茶やコーヒーを飲みながら読書できるのがうれしい。

こちらは、たまたま見つけた福岡・門司のブックカフェ「みじんこ」。

絵本やライフスタイル本が多く、店主のセンスがうかがえました。「本のガチャガチャ」というユニークな試みも!

広島市内には、多くのブックカフェがありました。
まずはsofaというブックカフェ。

本のラインナップはひと通り揃っているという感じ。おしゃれな雑貨やキッチングッズも。

平日なのでゆったりできましたが、土日は混みそうです。

広島駅近くには、蔦屋家電といっしょになったツタヤも。他店の例にもれず、ワクワクするディスプレイでした。

最後に。せっかくなので、土地のおいしいご飯も! 

壇ノ浦のある下関市は港町。やっぱり海鮮物は押さえておきたかった。

魚正本陣という居酒屋でいただいた「生ワカメのから揚げ」。絶対にうまいやつ! その読み通りでした。

この「サバの塩焼き」の分厚さよ!!

宮島ではサラスヴァティという名前のカフェに。「サラスヴァティ」、インドの川の神様で、弁財天のもととなった神様です。これは行くしかない!

レモンのスイーツがおいしいお洒落カフェ、紅茶にこだわった喫茶店などにも、足を運びました。

観光スポットはめぐらなくても、その土地のアートやブックを楽しめて、リフレッシュできた旅でした。

広島へ行ったなら、もちろん原爆ドームにも足を運びます。

次回のブログは、「青空の下で伸び伸びと体を動かす! はじめての公園ヨガ開催」です。新宿御苑と代々木公園で“青空ヨガ”をやってみました。その模様をレポートします(4月22日更新予定)。