琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

中国琵琶とのコラボ演奏会を開催した骨董カフェ 陽(ひなた)を紹介

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

5月14日(日)に開催された、中国琵琶との共演演奏会「春宴~ふたつの琵琶を識る~」の会場となったカフェ「骨董カフェ 陽(ひなた)」さんを紹介します。

演奏会レポートはこちらから。

駒込駅近くにある小さなカフェです。お店にずらりと並ぶのは江戸、明治、大正時代につくられ、使われた貴重な骨董品の数々。

これらは飾ってあるだけではありません。こちらのお店では、実際にこれらを使って、コーヒーやお茶、食事、スイーツをいただけるのです。

これらの骨董品はオーナーのお父様が長年かけてコレクションしてきたもの。「生活骨董」という考えに基づいて、実際にお客様に使ってもらいたいから、食器として利用しているそうです。

手に取って使ってみると、ますますその魅力を感じられます。

メニューにも、こだわりがあふれています。オリジナルブレンドのコーヒーは、一杯ずつハンドドリップして提供されます。

アフォガードやケーキといったスイーツが、こういった趣のある食器に盛り付けられていると、眼福です。

食事のおすすめは、本場中国の家庭料理「阿部家の水餃子」

頂いた「豚肉きゅうり」は、きゅうりのシャキシャキ感と、皮のもちもち感がベストマッチ♪

月に数日だけオープンする「夜の部」では、旬の野菜などを使ったおばんざいと、日本酒を味わえます。日本酒は季節や食事に合わせて、その都度はせがわ酒店さんがセレクトしています。

初夏の飲み比べ3種を頂きました。江戸時代のお猪口も一つ一つが素敵。

店内に飾られている骨董品や浮世絵は、季節ごとに替えているそうです。春はひな祭りや花見、初夏は菖蒲や鯉……といった、季節の意匠がお目見えします。

5月の「ざる蕎麦と日本酒」というイベントの時は、江戸時代の屋台蕎麦を描いた浮世絵が展示されていました。

前回紹介した「うぐいすとっくり」もユニークですが、こちらは「福は内、鬼は外」お猪口。

骨董品一つ一つ、浮世絵一枚一枚、オーナーの伊東さんが解説してくれます。そのトークもとっても興味深いので、ぜひいろいろ聞いてみてください。

●骨董カフェ 陽(ひなた)
電話:03-5834-8250
JR山手線駒込駅から徒歩2分、東京メトロ南北線駒込駅から徒歩5分
金・土・日曜日12:30〜17:00(L.o.16:30)、夜の営業もあり(詳しくはFacebookで)。
https://www.facebook.com/hinata.jp/

次回のブログは、「三大弁財天のひとつ江島神社で琵琶演奏を奉納」です。初めて江島神社での琵琶献奏に参加しました。その模様をレポートします。(6月10日更新予定)