琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

7月14日開催「琵琶と蕎麦を楽しむ会」@銀座sasuga琳のレポート☆

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

7月14日(土)、銀座1丁目にある銀座sasuga琳さんで、「琵琶と蕎麦を楽しむ会」が開催されました! 琵琶と蕎麦、両方楽しんじゃおう♪というコラボ演奏会です。

今回は演奏写真なしなのですが、お料理の写真などをメインに、演奏会のレポートをお届けします。

第1部は琵琶の部。今回は「明るめの曲を」とのリクエストで、「七福神」「敦盛」「黒田武士」をセレクト。

七福神」は華やかでおめでたい曲なので1曲目にぴったり。次の「敦盛」は『平家物語』の平敦盛の物語。「明るい曲」とはいえませんが、薩摩琵琶らしい曲なので選びました。

3曲目は「黒田武士」。琳さんは、蕎麦は言うまでもなく、お酒にもこだわっているので、〆にやりたいと思っていました。「酒は呑め呑め~♪」の民謡をお客様も口ずさんでいただき、嬉しかった! 

3曲×昼夜2回公演の計6曲。最初からパワー全開でも、最後まで声がかれることなく、体力がもちました! いや~ノドが強くなりました☆

このような資料を使い、琵琶を解説しました。今、NHK大河ドラマで楽琵琶が登場しているので、5つの琵琶の比較には皆様、興味シンシンでした!

第2部が皆様お待ちかねのお蕎麦。前菜3品(蕎麦寿司やニシン等)、鴨のロースト、お蕎麦、デザートのプリン。加えて、一人ドリンク2杯と、とっても豪華! 

旬のもずくからスタート。この時期に嬉しい!

どれも旬を意識して丁寧に作られたお料理ばかりで、ひと口ひと口、幸せに包まれました。

このお料理があったから、2回公演も無事完走できたのだと思います。

名物のプリンは持ち帰りたい!という声が続出。甘すぎず大人のプリンです。

お酒は岐阜の地酒「三千盛」、川越のコエドビール、ワインと豊富。夜は、皆様のお酒のペースが早くてビックリ! 「黒田武士」で、皆様お酒を飲みたい~!という気持ちになっていただけたのかな~(私はなりましたので、夜公演の後は皆様とお酒を頂きました!)。

皆でお料理を囲みながらのトークも和気あいあいとして、楽しかったです。

演奏会の後、皆様とゆっくりお話しする時間もなかなかとれないので、たくさん話せて貴重でした。

この食事タイムの幸福感もあいまって、皆様の「いい演奏会でした☆」という大満足につながったみたい! 「明るい曲から歴史物語までいろいろな琵琶を聴けて楽しかった」「明瞭で聴き取りやすい声ですね」「解説があるので、琵琶をより深く理解できました」「力強く張りのある声が魅力的ですね」と、今回も温かいお声を頂きました!

ご来場頂きました皆様、琳の新井様、スタッフの皆様、この唯一無二の時間をありがとうございました!

「もっと他の曲も聴いてみたい」「体験会はありますか」というご意見もいただき、琵琶の魅力を紹介できたかな~って思えました☆

最後に。

今回の夏着物のポイントは、猫の帯留め(実際はブローチ)。

香箱先生 @ko_bako  のアクセサリーです。
琳さんは蕎麦猪口など色々な食器に金継ぎをされていて、その物を大切にする心意気にちなみました。以前、香箱先生に金継ぎを教えてもらったことがありますが、本当にテマヒマかかります。

そんな香箱先生の金継ぎアクセサリーを合わせてみたら、全体の雰囲気が柔らかくなりました♪ こちらも大好評でした~

ありがたいことに、次の演奏会も決まっています!次は9月1日(日)、川崎能楽堂の演奏会に出演する機会を頂きました。こちらの演奏会と演奏する「白虎隊」について、来週のブログで紹介します。

次回のブログは、「「白虎隊」を初・能楽堂にて♪ 9月1日開催「第25回 錦心流琵琶演奏会 秋の会」を紹介」です。(7月27日更新予定)

琵琶の演奏会場におすすめと聞いた「あの建物」を見に、小田原まで行ってみた♪

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

東京、埼玉、千葉といろいろなところで琵琶の演奏会をさせて頂いていますが、「神奈川にもおすすめの建物があるよ」と前々からオススメされていた場所があります。

その建物はこちら! 神奈川県小田原市にある「三淵邸・甘柑荘」です。

今のNHK朝ドラ『虎に翼』を見ている方なら、ピンとくるかも!

ヒロインのモデル、三淵嘉子ゆかりの地です。

箱根登山鉄道箱根板橋駅から徒歩5分ほどのところに建つ、数寄屋家屋。1930年代の建築だそうです。

こちらは初代最高裁判所長官三淵忠彦(1880~1950)が昭和初期に別荘として建て、晩年を過ごした邸宅です。
三淵嘉子は日本初の女性弁護士、後には女性として初めて裁判所長になった方。その再婚相手が、忠彦の長男で裁判官の三淵乾太郎でした。

二人は単身赴任が多くて別居生活が長く、乾太郎の義母・静が住むこの甘柑荘が夫婦・家族の集合場所だったみたいです。

ずっとイベント開催時のみ公開だったため、なかなか見学に行けなかったのですが、朝ドラ放映にともなって定期公開が始まりました。

茶室の照明器具を見上げたら…。素敵な灯りの光が天井に! あえて、こういう効果を狙った照明とのことで粋です。

廊下に組み込まれた本棚。こういうスタイルの本棚があったか!

玄関から続く土間の床には杉丸太を敷き詰めてあり、なんだか温かみを感じます。 

嘉子は引退後、ここでのんびり暮らす予定で、畑だった庭に梅、みかん、夏みかんなどの果樹を植えたのだとか。

今も花木や紅葉、みかん、夏みかん檸檬、金柑、梅が植えられています。

周辺には古き良き建物、文化人の過ごした邸宅・別荘がたくさん残されていて、歴史散策も楽しそうです。

その一つ。道中で見つけたのは、いかにも!なめらかで美味しそうな「とうふ」の看板~

もとは豆腐屋、今は小田原の紅茶屋「こゆるぎ紅茶 如春園」のカフェ「TEA FACTORY 如春園」です。まさか、ここでこんなにおいしい南インドの本格カレーを味わえるなんて!

外観も味がありますが、室内も素敵。ゆっくりお茶できますよ。

カレー3種&豊富な副菜+ 如春園のお茶で炊いたご飯! とっても豪華なミールス。インドの国そのものみたいなカラフルさ☆彡

紅茶の美味しさは言うまでもない! 小田原周辺の茶畑で作っている「こゆるぎ紅茶」や、ほうじ紅茶などがあります。

紅茶工房も併設していて、ワークショップも開催しているみたい。

小田原城のほうにも、いろいろ楽しいスポットがたくさん。このように歴史ある建物が多い街で琵琶演奏会はピッタリ。神奈川ゆかりの琵琶曲もありますから、前向きに検討してゆきたいと思います!

●「三淵邸・甘柑荘」
https://www.kankan-sou.com/
神奈川県小田原市板橋 822
アクセス:箱根登山鉄道箱根板橋駅から徒歩 5 分
公開日:金・日曜日11:00~15:00(最終入場は14:30)
建物・庭の維持寄付金:500円~

●「TEA FACTORY 如春園」
https://www.joshunen.jp/

次回のブログは、「7月14日開催「琵琶と蕎麦を楽しむ会」@銀座sasuga琳のレポート☆」です。(7月20日更新予定)

7月ヨガクラスのテーマは骨盤調整

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

骨盤調整や骨盤の歪みというキーワード、よく聞きますよね。7月ヨガクラスは、この骨盤を調整することがテーマ。骨盤は上半身と下半身をつなぐ、体の中心にあたる部位で、内臓や生殖器を守っています。

骨盤の歪みは姿勢で分かります。骨盤の前傾/後傾、左右の位置のズレなどです。写真:pixta

骨盤の歪みは、さまざまな理由から起きます。
・ずっと同じ姿勢(デスクワークなど)でいたために、筋力低下が起きる
・座った時、足を組むクセがある
・片脚重心のクセがある
・鞄をどちらかの肩・腕だけで持つクセがある

まさに、現代のライフスタイルによって引き起こされる体の不調ですね。そして、骨盤の歪みが全身の歪みにつながります。
・血行不良
代謝低下
・ぽっこりお腹
・猫背
・肩こり、腰痛

それではヨガクラスの内容です。ウォーミングアップでは、仰向け姿勢で呼吸を整えてから、“寝たまま骨盤調整体操”を行います。

キャット&カウも骨盤と背骨を呼吸に合わせて動かすので、骨盤調整に働きかけます。とくに、骨盤から動かし、それにともなって背骨を丸めたり反らしたりすることを意識して行います。

アンジャネアーサナ(三日月のポーズ)では、骨盤を支える腸腰筋(なかなか動かさない、腸と腰をつなぐ筋肉)をストレッチ。

横から見て骨盤は左右の位置を揃えたまま、前脚に踏み込みます。

ピジョンのポーズ(鳩のポーズ)では、お尻の奥にアプローチ。股関節の柔軟性もアップします。

骨盤調整には、股関節をストレッチすることも大切なのです。

骨盤の歪みは日々の生活で少しずつ大きくなってきます。片脚重心や足を組んで組むクセ、片方ばかりの方で荷物を持つクセ、そういったクセを直そうと意識するだけでも歪みを減らすことはできます。全身の不調をまねく前に、少しずつ調整していきたいものです。

●「水曜日のヨガ」@西日暮里ダンスウェーブ
西日暮里駅徒歩2分】プライベート感覚のスタジオにて、
【毎週水曜AM10時~11時10分】《60分のヨガクラス》を開催中。
初心者、大歓迎!体のかたい人、とっても大歓迎!!
午前中ヨガは体があたたまり、集中力がアップするのでおすすめです。

レッスン代は2500円 ※初回体験は1000円
無料レンタルヨガマットあり。気軽に参加できます。

●オンラインヨガ@自宅からインターネットを通じて
30分、60分、75分クラス。朝、お昼休み、夕方、夜…好きな時間に。
1対1なので、一人ひとりの体の調子やお悩みに合わせて、プログラムを組みます。

次回のブログは、「琵琶演奏会におすすめと聞いた、小田原のある建物を訪れてみた!」です。(7月13日更新予定)

7月14日開催「琵琶と蕎麦を楽しむ会」の会場、銀座sasuga琳さんを紹介!

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

7月14日開催「琵琶と蕎麦を楽しむ会」の会場である、銀座sasuga琳さんを紹介します。

銀座一丁目昭和通り沿いにある、自家製十割蕎麦を楽しめるお店です。

地下にあり、落ち着いていて洗練された空間。まさに「大人の隠れ家」ですね。

蕎麦はいうまでもなく、おつまみも絶品! 

季節の食材をいかした料理や、江戸時代の料理を再現したものなどを味わうことができます。

タコの後ろにあるのが、江戸時代の遊郭で出されていたという「浦里」。鬼おろし大根と梅肉かつお節。この季節にピッタリです。

先日はとっても気になっていた「焼き海苔」を。前に大森の海苔問屋街を取材してから、海苔は場所によって味が違うこと、用途によってまた味わいや食感が変わることを知ってから、海苔好きになりました。

炭火の入った桐の箱に入って、焼き海苔が登場! このスタイルで焼き海苔をいただけるお店は珍しいので、嬉しい~

鴨の炙り焼き。青森産の鴨を使用。焼き加減絶妙☆柚子胡椒との相性抜群です!

日本酒のラインナップももちろん、こだわっていらっしゃいます!

こちらは山椒風味の「和のハイボール」。スパイス好きにはちょうどいい!

日本酒にちなんで、「酒は呑め呑め~」の「黒田武士」を演奏予定です。

そしてお蕎麦!!自家製の十割蕎麦です。

海苔を乗せた花巻蕎麦。香りや溶け具合を考慮して、焼き海苔とは違う海苔を使っているとのこと。はじめ、蓋をかぶせてあったのですが、それも香りを大切にしているから。細かいところまで気配りがすばらしいです。

こちらはもずくのお蕎麦。蕎麦も、もずくもノド越しが◎。ちょっと暑くなってきた時期にサイコー!

〆に、プリンも◎ 昔の喫茶店のプリンのような程よいかたさと味わい。カラメルの上には、そば茶をトッピング。

蕎麦屋さんで、おいしいスイーツに出合えることはめったにないのですが、こちらでは絶対に、このプリンで〆がお勧めです。この、そば茶が何といってもうまい!

7月14日「琵琶と蕎麦を楽しむ会」@銀座sasuga琳さん。
ありがたや👏昼&夜ともご予約で満員となりました✨絶品お蕎麦に恥じぬ琵琶をお届けすべく切磋琢磨致します🎵

店内にはアートや本も置いてあります。「七福神」も演奏予定なのですが、ちょうど七福神様のアートが展示されていました。

◎銀座sasuga琳
東京都中央区銀座1-19-12グラスゲートB1
Tel 03-3567-0188

火18:00~22:00    
水・木・金12:00~14:00、18:00~22:00
土・日・祝12:00~17:00、18:00~21:00
定休日:月

次回のブログは、「7月ヨガクラスのテーマは骨盤調整」です。上半身と下半身をつなぎ、いろいろな臓器を守る大切な骨盤を調整するために、どのようなアーサナをするか紹介します。(7月6日更新予定)

初めての竹紙作りに挑戦@松戸市・旧齋藤邸

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

4月20日に琵琶演奏会を開催させて頂いた旧齋藤邸。こちらでは、敷地内の竹林にある竹から紙を作る体験会を行っています。紙好きなので、やってみました! 

竹紙とは、竹の繊維を原料とした中国発祥の紙。作るのは初めて!

4月20日は時しも、筍がピョコピョコ地面から顔を出していた頃。6月上旬に伺った際は、もう立派な竹に。

竹に成り立ての若い頃が紙作りに適しているのだとか。

直木賞作家の水上勉さん(以前、矢切に住んでいらっしゃったとか!)が長野県で竹紙作りをしていたので作り方を指導してもらい、この竹紙房をオープン。今も作り方は当時のまま。

若竹を伐採してチップにし、繊維を取り出すために、約1年、石灰水に漬けて腐敗させます。

繊維を取り出して、ごみや虫を取り除き(手作業ですよ!)、丁寧に洗い、天日干しで乾かします。

竹→腐らせた竹→竹の繊維となります。

まだ、紙漉き工程ではありません。今度は組織を破壊して繊維を抽出するため、強いアルカリ溶液で煮沸。そして臼でつくと、繊維が残ります。この繊維と水をミキサーでよく混ぜて細かくする。ここの段階の細かさで、出来上がりの質感が変わってくるそうです。

細かくした繊維を水に溶かして、型を使って紙をすきます。すると、こんな風にもこもこした感じに。

体験会では、一度できれいに仕上がるように調整されていますが、ベテランの職人は繊維を非常に細かくして、それを何度も丹念にすくって、きめの細かい竹紙に仕上げるそうです。

あとは、タオルに挟んで上からアイロンでプレスし、水分を飛ばして乾きやすくします。

型紙に乗せて数日日陰で干せば、完成! アイロンの前に押し花や葉っぱを乗せてもいい。

作り方によって、こんなに表情が変わるんです。

竹の繊維の細かさにより、風合いが変わります。

普通の紙とはまた違う魅力。いつまでも触ってみたり、近づいて竹の繊維を眺めたり。

竹から紙を作る技術は、今では数少なく貴重。しかも、無料で体験できるんです❗

基本的に毎週土曜日に開催。要事前予約です。

初の体験会の後は、お楽しみ①近くの「らぁめん もののこころ」へ。揚げネギ醤油らぁめん♪

土日は行列必至の人気店です。野菜や調味料にこだわった、安心して食べられる優しいラーメン屋さんです。オススメ!

〆は、東松戸のお楽しみ②揚げたてドーナツを味わえる「Dough Maker」へ。ここが真の目的!?と言ってもいいくらい、”東松戸で人生一のドーナツに出合えるとは!”と思ったほど、おいしいドーナツ屋さん。売れ切れ次第閉店の人気店です! 

竹紙体験の際、ぜひご一緒に☆揚げたてをイートインで頂くのが断然オススメ。東松戸、侮れません!

旧齋藤邸
公開日:火~土曜日の午前10~12時、午後1~4時(最終入場は午後3時30分まで)
東松戸駅西口から徒歩約13分
※竹紙体験は土曜10~15時30分 要予約・無料

次回のブログは、「7月14日開催「琵琶と蕎麦を楽しむ会」の銀座sasuga琳さんを紹介!どんなお店か、一足先に紹介します」です。(6月29日更新予定)

5/25開催「クラフトサロン縁 琵琶を聴く会」レポートです

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

5月25日(土)「クラフトサロン縁 琵琶を聴く会」が開催されました。東京あきる野市での初めての琵琶演奏会です。

ありがたいことに満員御礼☆オーナーさんがお店の外に案内を出したり、地域の広報誌に載せてくれたり、いろいろPRして頂いたおかげです。

「ご予約の電話が多くて、椅子を最大まで増やしました」とオーナーさんから嬉しい声。当日お問い合わせいただいた方もいらして、30名ほどのお客様が足をはこんでくださいました。

ステージは小上がりスペース。オーナーさんが育てられたバラをバックに。西洋のバラより日本のバラの方が琵琶に合いそうとのことで、用意してくださいました。嬉しい気づかいです。とっても素敵な舞台に♪ 

まずは、福をもたらす神様が登場する、明るくて賑やかな曲「七福神」。イノシシ年にもらった宝船の絵などを用いながら、曲の解説もしました。

次は「敦盛」。平家一門の若くも、武士の心意気を持った敦盛の物語を語りました。「七福神」から一転、ピンと張りつめた雰囲気に。

最後は、恒例の質問コーナーとミニ体験会。

「今、大河ドラマに登場している琵琶とは違うのですか」「何の木でできているんですか」「譜面はどうなっているんですか」「私の父も琵琶をやっていたのですが、節回しや歌詞は人によって違うのですか」など、たくさんの質問をいただきました。

体験会では、ほぼ全員の方が琵琶を持ち、弾いてみてくださいました。「意外と重いんですね」「撥を持つと手が痛いですね」「弦に全然、当たりません~」と、楽しんでいただけたみたい! 聴くだけではなく、弾いてみると、またおもしろいんですよ。

ご来場頂きました皆様、ありがとうございました! 他にも、いろいろな琵琶の演目がありますので、ぜひ、またお会いしましょう。

こちらのギャラリーは2階まである、天井の高い空間。変な力を入れずに、自然と、声が建物いっぱいに広がりました。とても語りやすかったです。

私の知人も何名か来てくれたのですが、「はじめて降りる駅はワクワクして楽しい」と開演まで付近を散歩しに行ったり、ギャラリーで展示されている器をいくつか購入したり・・・ここで演奏会ができてよかったなと思いました。

「スタッフさんがとても親切で、いい場所でできたね」と仰ってくれた知人も。事前から当日までのご用意、本当に感謝です。

皆様、ちょっとおめかしをされていることが分かって、胸が熱くなりました。本当に素敵なお客様に囲まれて、幸せな時間を過ごせました。


撮影:土肥 裕司
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この後の演奏会の予定です。

7月14日は、なんと銀座の蕎麦屋さんでの琵琶演奏会!

シックで上品なお店ですが、琵琶は気楽な気持ちで聴いて頂き、そのあと、おいしい食事を皆さんで。絶品お蕎麦、お楽しみに~♪ 曲目は「七福神」「敦盛」「黒田武士」の予定。盛りだくさんですよ~!

9月1日は、諸大先輩方に囲まれて川崎能楽堂で琵琶演奏会!!

はじめての能楽堂。響き方がどうなるかなとドキドキワクワク。いの一番に、「白虎隊」で参戦します!

次回のブログは、「竹の繊維から紙を作る? 竹紙作りをやってみた@松戸・旧齋藤邸」です。(6月22日更新予定)

6月ヨガクラスは「むくみ対策プログラム」水はけのよい体作り!

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

現在、毎週水曜10時~11時に西日暮里のスタジオで、そして、オンラインでヨガクラスを開催しています。月ごとにテーマを設けているのですが、今月6月は「むくみ対策」プログラムです。

これが、ヨガプログラムのメモ帳。こういう流れでアーサナ(ポーズ)を考え、組み立てています。

6月は梅雨の時期。体がむくみやすく、体が重く、だるいという症状を起こしやすい季節です。

また、だんだんと暑くなってきて、冷房の効いた部屋で過ごしたり、冷たい飲み物ばかりとることで、体の冷えも起きやすくなります。

この体の冷えが血液やリンパの滞りを起こし、また、むくみを招きます。

こういった状態を放置しておくと、体全体の不調につながり、疲れやすくなります。
そこで、6月は「むくみ対策」! 体の代謝をアップするアーサナを中心に、プログラムを組みました。ポイントは2つです。

POINT① 足のむくみを解消して、全身のめぐりをよくする
立ちっぱなしの仕事が多い、ずっとデスクワーク……。という方は、足の血流が悪くなり、むくみやすいです。

夕方以降、足がむくむという方多いのではないでしょうか。

★三日月のポーズ(アンジャネーヤ・アーサナ)&
 サルの神様のポーズ(アルダ・ハヌマーンアーサナ
両足の表・裏側を交互に動かすことで、効率よく足の血流を促します。股関節も刺激するので、さらに全身のめぐりがアップ! 足の引き締め効果も期待できます♪

★太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)
肩関節、腕、背骨、骨盤、股関節、足とまんべんなく、呼吸と一緒に動かすので、全身のむくみを改善し、体内のめぐりをよくします!。

POINT② 内臓を刺激する、骨盤を温めることで、むくみを流す
内臓を刺激するのは、ねじりのポーズ。また、体をねじると、汗もよくかきます。

★パルブリッタ・ウトゥカタ・アーサナ(ねじった椅子のポーズ)
いわゆる”空気椅子”に似たポーズのねじったバージョンです。下半身を引き締め、腹筋や背筋も鍛えられます。

むくみ対策には、ちゃんと水分を補給することも大切!
むくんでいる時に水を飲むと、さらに、むくみそうな気がしますが、しっかり水分を補給して出す(汗をかく、排尿する)ことが重要。

体内に水を入れて出す、という循環を起こし、水分代謝を上げましょう。

このように、季節に合わせて、また、一人一人のその時の体のコンディションに合わせて、ヨガのポーズを組み合わせています。ご興味ある方は、ぜひ一度お試しあれ☆彡

西日暮里のスタジオでのヨガは、毎週水曜日10時~11時。
また、自宅からのオンラインヨガも順次受け付けています。
お気軽にお問い合わせください☆

●「水曜日のヨガ」@西日暮里ダンスウェーブ
西日暮里駅徒歩2分】プライベート感覚のスタジオにて、
【毎週水曜AM10時~11時10分】《60分のヨガクラス》を開催中。
初心者、大歓迎!体のかたい人、とっても大歓迎!!
午前中ヨガは体があたたまり、集中力がアップするのでおすすめです。

レッスン代は2500円 ※初回体験は1000円
無料レンタルヨガマットあり。気軽に参加できます。

●オンラインヨガ@自宅からインターネットを通じて
30分、60分、75分クラス。朝、お昼休み、夕方、夜…好きな時間に。
1対1なので、一人ひとりの体の調子やお悩みに合わせて、プログラムを組みます。

次回のブログは、「5月25日開催 あきる野市のギャラリー「クラフトサロン縁」での「琵琶を聴く会」レポート!」です。(6月15日更新予定)