こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。
日本酒が好きで、甘党の人なら絶対におすすめ!の「和菓子 薫風」さん。
信頼できる農家から届く旬の食材を使った和菓子と、その和菓子に合う日本酒のマリアージュを提案してくれます。それだけでもワクワクするのですが、こちらの和菓子がタダモンじゃない!
例えば、定番の和菓子3種と、それぞれに相性ぴったりの日本酒3種の「お試しセット」。
白羊羹(写真左)…
手亡豆の白あんにオレンジピールやドライフルーツを散りばめ、カルダモンをきかせた羊羹。こんな華やかな白羊羹、見たことない!
ごぼう夢(写真中央)…
上は、青森県奥入瀬産のごぼうをたっぷり使った、コーヒー風味の錦玉羹。下は、スパイスを加えた浮島。ごぼうの断面の美しさを和菓子で感じるなんて!
焼浮島(写真右)…
白ごま油を加えたあん、いちじく、くるみを混ぜて焼き上げたお菓子。ラム酒がたっぷりしみこんでます。蒸し菓子の浮島を焼くとは!
ここでしか味わえない和菓子ばかり! 和菓子を一口食べるたびに、日本酒を一口飲むたびに、驚きと感動の連続です。
看板商品のどら焼きもいい! フルーツのコンフィチュールと北海道産大納言小豆のつぶあんをコラボ。瀬戸内岩城島産レモンのどら焼きを食べた時は、柑橘の爽やかさとあんの甘さのハーモニーに、口の中が衝撃の嵐。さまざまな柑橘類、りんご、さくらんぼ、ルバーブなど、季節ごとにフルーツのコンフィチュールは変わります。
定番以外にも、季節ごとの和菓子があります。
6月は「マッシュルーム餅」
ブラウンマッシュルーム刻み混ぜ込んだ求肥で、濃厚なコーヒーあんを包み込んで。マッシュルームの独特の食感と味わい、コーヒーあんのほろ苦さが絶妙。
冬は「玄米みかん餅のぜんざい」
自分で焼き上げるスタイル。時間が経つにつれ、玄米の香ばしさとみかんの爽やかな香りが薫り、幸せの空気に満たされます。自分好みの焼き加減になったら、ほっくりと炊き上げた特製の煮あずきと一緒にいただきます。
写真のこちら。何を使った寒天寄せか、分かりますか?
その他、「マコモダケの白玉あんみつ」「デイル餅」「デーツきんつば」「チーズういろう」…聞いただけで、味を予想できませんよね。気になった方は、行ってみてください(ただし、これらは定番ではないので、ご注意を!)。
こちらでは、こだわりの中国茶も楽しめるんです。
野菜やフルーツの新たな魅力を、和菓子を通じて味わいたい方。和菓子を通じて、日本酒の新たな魅力を味わいたい方。おすすめです!
和菓子はテイクアウトもできます。自宅でゆっくり味わうと、瞬く間に贅沢なひと時が広がりますよ。
●和菓子 薫風
東京都文京区千駄木2-24-5 1F
電話03-3824-3131
営業時間:水・木・金曜13:30~20:00/土・日曜日13:30~19:00
定休日:月・火曜/土・日曜(不定休)
https://www.wagashikunpu.com/
次回のブログは、「夏はカレー&怪談!ということで『琵琶の夕べ』開催」です。8月20日、阿佐ヶ谷にある黒猫茶房という、カレーとコーヒーがおいしいお店で、琵琶演奏会を開催します。プログラムの「羅生門」について紹介します。(7月22日更新予定)