琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

初・能楽堂にて「白虎隊」を♪ 9月1日開催「第25回 錦心流琵琶演奏会 秋の会」を紹介

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

9月1日、JR川崎駅近くの川崎能楽堂で開催される「第25回 錦心流琵琶演奏会 秋の会」に出演する機会を頂きました!

「錦心流琵琶全国一水会」が主催する、年に一度の大きな演奏会です。全国で約30ある支部から先生方が出演されます。

私もかれこれ5年くらい前から、裏方として舞台上への琵琶運び役を務めていますが、ようやく奏者として出演できる機会を頂きました! 連絡を頂いた時は本当にうれしかった!!

そんな大舞台で演奏できることも光栄ですが、能舞台に立つというのも初めて。能舞台の響きは独特と聞きます。ワクワクドキドキです。うまくお腹から声を出せれば、ちゃんと空間いっぱいに響き渡るはず!

曲は「白虎隊」、人前で演奏してよいと最初に許可をもらえた大切な琵琶曲。はじめて演奏する会場では必ず、「白虎隊」を演奏するようにしています。

9月1日、川崎能楽堂で演奏する「白虎隊」ですが、8月25日、上野東照宮の「琵琶樂演奏会」でも予定しています。

毎年8月は「白虎隊」をやると決めています。なぜなら、8月23日が白虎隊の命日だから。

慶応4(1868)年、戊辰戦争のさなか、白虎隊十九士は福島県飯盛山で、会津若松城を見つめながら自決します。

この物語を語り継いでいくために、8月の東照宮演奏会では「白虎隊」を選んでいます。

上野東照宮の演奏会は屋外神楽殿での開催なので、もしご来場を考えていらっしゃったら暑さ対策を万全に!

今回8月25日の上野東照宮に続き、9月1日に川崎能楽堂でも「白虎隊」。
気を引き締めて彼らの物語を語り継いでいきたいと思っています。

もちろん、他の琵琶曲も名曲ばかりです。演奏会に興味がありましたら、ぜひお気軽に足をお運びくださいませ!

次回のブログは、「8月ヨガクラスのテーマは、胸を広げて、熱を外に出す体づくり!」です。暑さ厳しい日々ですが、体内の熱を放出するためのヨガプログラムを解説します。(8月3日更新予定)