琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

8月ヨガクラスのテーマは、「胸を広げて熱を外に出す体づくり!

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、ヨガインストラクターのゆうこです。普段は書籍の編集者として働いています。

8月ヨガクラスのテーマは「胸を広げて熱を外に出す体づくり!」です。今日のブログでは、暑さ厳しい日々にぴったり!、体内の熱を放出するためのヨガプログラムを解説します。

人体は本来、体内の熱をうまく外へ出すことができます。それをヨガでサポートします。

1つ目のポイントは、呼吸。
犬が口をあけて「ハッハッ」と呼吸している姿をよく見ると思いますが、犬は呼吸で体温を調整しています。

人も呼吸で体温を調整できます。呼吸を大切にするヨガなら、まず呼吸をしっかり意識することで、体温を調整することができるのです。

今回は、体を涼しくする効果のある呼吸「シータリー」を行います。
「シータリー」とはサンスクリット語で、直訳すると、まさに「熱を冷ます」。

これは口から空気を吸って、鼻から吐きます。口から息を吸う時に、舌を少し出してストローのように丸めます。
舌先に冷たい空気を感じ、神経を落ち着かせて、頭の興奮やほてりをおさえるため、夏にピッタリの呼吸法なのです。

2つ目のポイントは、体温の高いところを上手に放熱すること。頭、心臓、肺、肝臓、腎臓、消化器など、つまり体の中心です。また、胸や肩甲骨、お腹の筋肉がかたまってしまうと、放熱しにくくなります。

そこで、8月は肩回りをほぐして、胸を開くポーズを多めにとり入れます。
ウォーミングアップで、まず肩回りのこわばりをほぐします。デスクワークなど現代人には切っても切れない、肩こりなどの不調も一緒に解消します。


胸を開くヨガ① トゥリコーナ・アーサナ(三角形のポーズ)
両腕を大きく横に開き、胸をしっかり広げます。両足も広げてしっかり踏ん張るので、胸が開くのはもちろん、全身がのびのびーーっと広がります。


胸を開くヨガ② ダヌラ・アーサナ(弓のポーズ)
弓を引く形に似ていますよね。大きく後屈するポーズでもあります。
内臓機能を高める効果もあります。

胸を開くと、気分がスッキリして気持ちも前向きになります(猫背でいると、目線が下向きになって、どうしても気持ちも落ち込みますよね)。

呼吸もしやすくなりますし、姿勢も改善するのです。このように、8月・暑さ対策というテーマで組むヨガですが、ひとつのポーズにはいろいろな効果がぎゅっと詰まっています。

冷房の効いた部屋でじっとしているのではなく、暑い夏こそ、水分をしっかりとって体を動していい汗をかいて! 代謝を、体の巡りをよくしましょう☆

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1対1なので、一人ひとりの体の調子やお悩みに合わせて、プログラムを組みます。

次回のブログは、「半年にかけて編集に関わった新刊がようやく発売☆『改訂新版 東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』を紹介します!」です。(8月10日更新予定)