琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

たくさんあるヨガの呼吸でととのう

こんにちは。
薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

とっても久しぶりにヨガの記事です。



以前、ヨガを始めたことで呼吸が変わったと述べました。

yuko-biwa-yoga.hatenablog.com


ヨガでは、呼吸が非常に大切。常に呼吸を意識しながら動きます。
これが、ヨガとストレッチの大きな違いのひとつでもあります。

ポーズを完璧に、きれいにとろうとするあまり、呼吸に意識が及ばなくなったら、「ヨガを達成」できていないことになってしまいます。

そんなヨガの呼吸。実はたくさんやり方があるのです。一般的なのは、鼻呼吸/腹式呼吸・胸式呼吸です。これらはヨガをしながら行う呼吸。

体を動かす前に、あぐらをかいて、呼吸に集中する時間もとります。このとき、実践する呼吸法に幾種類かあるのですが、私の好みは以下の3つです。

ひとつめは片鼻呼吸。「ナーディ・ショーダナ」といいます。
左鼻を指で閉じて、右鼻から息を吸って閉じ、左の鼻から息を吐く。左鼻から息を吸って閉じて、右鼻から息を吐く。この1セットを繰り返します。

右鼻からの呼吸の出入りは左脳、左鼻からの呼吸の出入りは右脳に働きかけるといわれています。

次がカパラバティ呼吸法。
まず鼻からたっぷり息を吸ってお腹を膨らませ、のどや鼻の奥の器官を細くして、「フッツッフッ」と鼻から短く息を吐き続けます。吐くことに集中します。お腹をよく使う呼吸です。

最後は、ヨガの呼吸ではないのですが、「ドギープレス」という呼吸法です。
琵琶の語りで低音を出せるようになりたいと調べた時、この呼吸法がよいと知りました。横隔膜をよく動かして(横隔膜を鍛えるため)、犬が走った後の呼吸のように「ハッハッハッ」と小刻みに息を吐きます。

ヨガの呼吸にはほかにも、勝利を意味する「ウジャイ呼吸」、口から吸って鼻から吐く「シータリー呼吸」など実にさまざま。
私は瞑想する時にも、呼吸に意識を集中させて、瞑想状態に入る方法が好きです。オンラインヨガレッスンでは、月ごとにこれらの呼吸法をガイドしています。

次回のブログは、「根津に新しくできた“青山”コーヒー」です。(2月18日更新予定)