琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

川越でつながった縁 つまずく本屋ホォル

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

川越で初めて琵琶の演奏会を開くということを、とってもお世話になっている根津のコーツトカフェのオーナーさんに伝えた際、紹介いただいた小さな本屋が、つまずく本屋ホォルでした。

かつてコーツトカフェで働いていたスタッフさんと、霞ケ関で場づくりを行う38℃が開いた本屋だそうです。

川越市東武東上線 霞ケ関駅から徒歩10分くらい。角栄商店街という商店街の一角にあります。アーケードの残る、昭和の雰囲気たっぷりな商店街です。

1階は「a
mist」という“うつわと音楽のお店”。この2階にあります。

小さなスペースに所狭しと並べられた本の数々! こういう本屋好きです。

店名には「うっかり何かにつまずいて放られた本を誰かが拾ってくれるような、そんな偶然の出会いがつくれる本屋になりたい」「誰かを待つわけでも、待たれるわけでもなく、ただそこにある。そんな本の居場所にしたい」という思いが込められているのだとか。

古本と新刊を扱っています。短歌や詩が多いようです。

こちらには、個人の方の蔵書を販売する棚が並びます。

本のラインナップを通して、どんな人なのかなって想像しちゃいます。自宅訪問すると、つい本棚をのぞいてしまいますが、一度にたくさんの人の本棚を拝見しているような感じで興味深い! 本との出会いが一度に広がる試みです。

こちらの本屋には、「定期便」というユニークなサービスもあるみたいです。毎月1日、店主が新刊をセレクトして解説つきで自宅に届けてくれるのだとか。1500円、2000円、3000円のコースがあります。たしかに、他人が選んだ本は意外性がありそう!

入って右手奥は、1階のカフェ「amist」スペース。

 

この日は、クロックムッシュと漢方茶(季節のブレンド)をいただきました。すごいボリューミー! 

そして、購入した本はこちら。

インドの偉大な詩人タゴールをテーマにした「タゴール・ソングス」という映画(佐々木美佳監督)がかつて上映されたのですが、それに関する書籍です。装丁もすてき。

こういうセレクトショップみたいな本屋、自宅の近くにあるといいなって思います。川越に観光で行くときは、ぜひ立ち寄ってみてください。

●つまずく本屋ホォル
営業時間:10時~16時(月火金曜)、10時~17時(土日曜・祝日)/水木曜定休

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次回のブログは、「最近ドはまりしている映画のことなど」です。昨年からはまって何度も足を運んでいる映画について、想いを綴ろうかなって思っています。(1月28日更新予定)