琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

“七福神もの”に惹かれて惹かれて

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

8月20日(日)阿佐ヶ谷の黒猫茶房さんで開催する演奏会「琵琶の夕べ」。こちらでは夏らしく怪談「羅生門を予定していますが、もう一つ七福神という曲もやります。

七福神」はもちろん、その名の通り、福をもたらす7柱の神様が登場する、おめでたい一曲…怪談ではありません。

チラシを見た方から「カレー→ 福神漬け→ 七福神なのですか?」と言われて、「なるほど!」と思ってしまいました(福神漬けの名の由来は、七福神のようです)。

羅生門」が鬼の登場する怖い物語なので、それとはまったく違う雰囲気のものを、ということでセレクトしました。

この「七福神」は、とにかくにぎやかで明るい曲です。演奏している私自身がとても気持ちがよいので、いろいろなところで演奏しています。こうなると、普段から“七福神もの”を見つけるとテンションが上がるように。今回のブログでは、その一部を紹介したいと思います。

①    浅草「梅と星」
梅干し、絶品“ごはんのお供”を、羽釜で炊いたごはんで楽しめる定食屋さん。2022年6月、仲見世通りの一本隣の通り沿いにオープンしました。

こちらに、七福神のおみくじを引いて、その神様によって“ごはんのお供”が替わるというメニューがあるんです。

福禄寿様なら、南関揚げ山椒、鶏そぼろ、いかの塩辛に、梅干し(3種類から選べる!)。それに、豚汁、ふわふわ卵という江戸時代の卵料理が付きます。

毘沙門天様は、海苔・ネギトロ・いぶりがっこの3品。当たった神様の人形がずっと見守ってくれます♪

いつ、弁財天様を引き当てることができるかな、って思っています。

②    谷中「喫茶633」

谷中霊園近くの路地裏に、今年4月オープンしたカフェ。七福神になぞらえた7種類のコーヒーを味わえます。

嬉しいのはデカフェが3種類もあること。さらに嬉しいのは、弁財天がデカフェであること!

デカフェは弁財天のエチオピア毘沙門天様のメキシコ、大黒天様のインドネシアです。そして、 寿老人はコロンビア、福禄寿はグアテマラ、布袋はブラジル、恵比寿はカラフルブレンド

豆を購入することもできますし、ドリップパックで一杯分からの購入も可能です。 

カフェオレもデカフェで楽しめるんです。

最後は、アジアン雑貨店でたまたま見つけた、弁天様?の描かれた九谷焼の小皿。かなりファンキーなテイストですが、まあ、許容範囲ということで。

一目見た時、アクセサリー入れに良さそうと思ったんですが、ぴったりでした。

探してみると、“七福神もの”、いろいろとあるものです。

写真はないのですが、駒込にある銭湯「ふくの湯」には、弁財天と大黒天の絵が浴室の壁に描かれています(週ごとに男湯/女湯で変わる)。

次回のブログは、「石神井公園近くにある中国茶カフェで、島ぞうり“彫り”に挑戦」です。(8月12日更新予定)