琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

またまた活版印刷イラストTシャツを作ってきました! @市谷の杜 本と活字館

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

またまた、活版印刷イラストTシャツを作ってきました!

シルクスクリーンという印刷技術を使い、イラストをTシャツに刷ります。市谷の杜 活字館おなじみのワークショップです。

今回選んだイラストはこちら。活版印刷機です!

1階に展示されています。昭和初期に稼働していたものだとか。

カタンカタンと音を立てて動く、竹の部分がなんともいい味。

企画展「宇野亞喜良 万華鏡印刷花絮」も後期展示。こちらもまたまた、印刷術の奥深さに、うっとりしてきました。

「雪女郎」は、手漉きの和紙だけで、雪の世界観を表現するというもの。

印刷は使わず、2種類の異なる和紙を重ねて絵柄を出現させているんです。

もはや写真では分からない! 実際に見ないと、この類まれなる表現は。

「虹盗み」はシルクスクリーン印刷を利用して、ビーズを貼りつけてドレスを表現。

1mmのビーズを使用→より立体感を出すために2mmに変更→すき間を1mmで埋める、という校正を経て完成させていますが、その過程を並べて展示しているので、それぞれの印象の違いがはっきり見てとれます。

襤褸市」はそのタイトルに合わせて、段ボール紙に印刷したそうなんですが・・・

実際に使用した段ボールをあえて使う! 

校正刷りを出すたびに、使う段ボールが違うので、シワの場所や入り具合が異なる!

その過程もすべて並べて展示しているので、俯瞰してみると、それぞれに妙!

前期に続き、本当に“万華鏡”とでもいうべき印刷の奥深さ!可能性!を知ることができました。
しかも、必ずしも高級な技術を用いているわけではなく、シンプルな技術を工夫して多彩な表現に挑戦しているのが興味深かったです。

次回のブログは、「初めて!川越まつりに行ってきました~♪」です。(10月21日更新予定)