琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

はじめて!の川越まつり もう東京では見られない!?華麗な山車祭礼

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

10月14、15日と川越氷川神社の祭礼、川越まつりをはじめて観てきました。まつりは神社の神事と氏子町衆が組む祭礼に分かれていて、後者の山車巡行が見ものです! 

二層の鉾と人形からなる「江戸型」の山車が川越市内を曳きまわります。こちらは宮下町の日本武尊ヤマトタケル)。

町ごとに、人形や木彫りの彫刻、幕など美術が異なり、見ていて飽きません! 山車は計29台もあり、今年は20台が出現。

鏡獅子は歌舞伎っぽいですね。人形の題材は歴史上の偉人、伝説上の英雄など様々。

翁面をつけた「翁」。能の舞のような仕草が素敵!

それぞれの山車にお囃子(みな流派が違う!)がつき、街中はずっと、さまざまな祭囃子に包まれていて、なんとも賑やか。

こちらは「山王」の人形です。猿の面を持っています。

龍神も能や歌舞伎からとったそう。華やかで存在感があります。

日中の曳きまわしでは、明るいうちに全貌が見られます。今はなんと、山車の現在地がリアルにわかるアプリがあって、お目当ての山車の位置がすぐわかります。

つまり、山車にGPSが付いているということなんですね!こちらは、菅原道真公です。

日がくれると、提灯が灯り(その提灯のデザインや灯りの色合いもみな違う!)、雰囲気が様変わり。夜の曳きまわしでは、活気あふれる“曳っかわせ”が見事! 一番盛り上がります。

曳っかわせとは、山車同士が出会った際、互いに向かい合って(山車が回転する様も面白い!)、お囃子を競い合わせ、曳き方の提灯が双方入り乱れて、威勢よく声を掛け合うというもの。

札の辻という交差点で、4台の曳っかわせに遭遇(弁慶と牛若が出合いました)! いやー荘厳でした!

雅で華麗で勇ましく、“江戸まさり”の祭りでした。

14日の夜、15日の朝の祭礼が見ものと聞いたので、思い切って川越の人気ゲストハウス「Chabudaiチャブダイ」に泊まってみました。

築100年を超える古民家が生まれ変わったゲストハウス。

入り口の土間部分はカフェやバーとなっていて、宿泊者以外も利用可です。

以前からカフェに何度かお邪魔していますが、カレーやスコーン、マフィン、チャイ、カフェラテ、和紅茶……どれも美味しいんですよ!

チャイとスコーンは気に入ってます♪ オリジナルのジンもオススメ! 小さなちゃぶ台で、ほっこりします。

中庭でフードを楽しむこともでき、天気のよいときは気分が上々~

宿泊の朝ごはんで頂いた、しょう油の炊き込みご飯と味噌汁、菜っ葉の煮びたしも本当に美味しかった~
丁寧に作ってくれているのがよく分かる味で、身に染みました。

川越での宿泊をお考えならぜひ! 

●Chabudai

chabudai-kawagoe.com

そしてとうとう21日、「第2回 氷川神社 旭舎文庫 薩摩琵琶演奏会」の開催です!
氷川神社にちなんで、勝海舟作詞の「城山」と国歌「君が代」のもととなった「蓬莱山」を演奏いたします。その様子もブログでレポートしたいと思います。

次回のブログは、「秋の公園ヨガ開催☆金木犀の香りに包まれて体を動かそう」です。(10月28日更新予定)