琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

ブログ開設2周年☆これからも“合掌のこころ”を抱いて

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

2021年9月25日に、このブログを開設して、お陰様で2年が経ちました。
毎週土曜のアップとともにすぐ見てくださる方がいて、それが励みになり、ここまで2年間、続けてこられました。本当にありがとうございます。

今回は、私の琵琶奏者としての雅号「掌水」について話したいと思います。

私が所属する錦心流琵琶 全国一水会では、「奥伝」を取得すると「〇水」という名前、「水号」をつけることができるのです。名前は、師匠に相談しながら決めますが、私は「掌水」という名前を前から考えていて、師匠に提案し採用となりました。

なぜ「掌」の字か。理由は主に3つあります。

1つ目は「私のなかで一番大切な体の部位は、手のひら(掌)と考えている」から。
この両の手で琵琶を弾き、ヨガをし、パソコンを打ち、いろいろな人と握手をし、食べ物を作り、・・・見たり聞いたりすることより、触れることから得る情報量は、半端ないと思います。

私は、掌に、今までの自分の歴史が染み込んでいると考えています。

2つ目は「合掌」から。

ヨガでは、最初と最後に合掌をしてから、ヨガをはじめます。撮影:佐藤貴佳

ヨガにとって合掌は大切なもの。ヨガを象徴すると言ってもいいかもしれません。


3つ目は「掌」の字を見ると、孫悟空と釈迦の手のひらの話」を思い出すから。

孫悟空は世界を知っていると思って、キント雲に乗って飛び出したところ、釈迦の右手から抜け出せていませんでした。

「己の知っていると思っている世界は狭い」「思い上がるな」。「掌」という字を見ると、そう思います。

以上の理由から「掌」という字を選びました。

「掌水」という名前を胸に刻んで、これからも”合掌のこころ”を抱いて、琵琶やヨガの魅力を、誰よりも自分自身が楽しみ、そして、より多くの人に知ってもらいたいです。
これからも宜しくお願い致します!

まずは10/21(土)川越で!、そして11/11(土)谷中での演奏会!!に向けて、切磋琢磨してまいります。

それぞれのプログラム、こだわりました。どちらの建物も、街並みも素晴らしいです。ぜひ街の散策と一緒に、遊びに来てください☆


次回のブログは、「わたし編集史上イチバンの売れ筋『東京のちいさな美術館めぐり』改訂版が発売されます!」です。(9月29日更新予定)