琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

谷中で本格的な中国茶をじっ~~くり味わえる閒茶さんを紹介

こんにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

私は嫌い・食べられない食べ物はほぼありません。飲み物もだいたいOK! お酒も好きだし、コーヒーも紅茶も日本茶ハーブティーも好きです。そして、中国茶も昔から好きでした。

ティーポットでお茶を飲む時間ってぜいたくなひと時だと思うのですが、それが中国茶の場合、ぜいたくを飛び越えて、一種のエンターテイメントのように感じます。

中国茶を飲むとき、茶器がこんなにたくさんあるんです!ワクワクしませんか?

テーブルの上に、茶器以外のものを置くことができません! お茶を飲むことだけに集中できるんです。

谷中に、そんな中国茶を楽しめるお店がありました。上野公園すぐ近くの「小さな中国茶喫茶室 閒茶(かんちゃ)」です。扉を開けた先に広がる、ゆったりとした空間。

「ああ、これは長居すべし!」と思う、居心地のよさです。このソファ席は特別感があって好き。

テーブルも椅子も茶器もテーブルマットも何から何まで、センス良すぎです。

茶器や茶葉の販売もあります。

珍しい楽器も置いてあります。

「閒」という漢字、はじめて見ました。
「間」の古い字だそうですが、門を閉めて、その門の間から月の光が漏れるという意味だとか。素敵すぎる! 
中国には「閑茶(かんちゃ)」という言葉もあり、それは静かに飲むという意味。これらをふまえて、お店の名前を「閒茶(かんちゃ)」としたそうです。

お茶は青茶、紅茶、黒茶、花茶、季節のお茶など20種類ほど。プーアル茶が好きですが、その日の気分によって選べるのも中国茶のいいところ。

お茶を淹れる際、蓋碗か、急須か選ぶこともできます。

お茶受けのお菓子は、お茶の味を邪魔しないものということで、ナッツ、ドライフルーツ、カステラ、煮小豆、塩こんぶなど。しょっぱいも甘いもカンペキ!

どれもおいしいんですが、特に小豆は無農薬、無肥料にこだわった一品。煮汁もいかして、しっかりとした味に仕上がってます。

お店のオリジナルロゴにもなっている月の絵は、店長さんが好きな作家・黒岩まゆさんのもの。下でお茶を飲んでいる人がいます♪

中国茶に興味あるけど、飲んだことないという人も、茶葉の解説から淹れ方のレクチャーまで丁寧に教えてくれます。おすすめです☆彡

●小さな中国茶喫茶室 閒茶
東京都台東区上野桜木1-9-5
営業時間10:00~18:00(ラストオーダー17:00)
店休日 月・火曜日
電話 03-5842-1713
http://kanncha.jp/

次回のブログは、「川越で感動の連続を楽しめる京料理店 喜久さんを紹介」です。(1月27日更新予定)