琵琶とヨガがくれたShantiな毎日

Shanti シャーンティとはインドの古い言葉で、平和、安らぎのこと。編集者として働く私が、こよなく愛する琵琶とヨガの魅力を綴ります。

またまたまた! シルクスクリーン印刷ワークショップに参加@市谷の杜 本と活字館

んにちは。薩摩琵琶奏者の中尾掌水、
ヨガインストラクターのゆうこです。
普段は書籍の編集者として働いています。

もう何度もこのブログで紹介している、大好きな市谷の杜 本と活字館なんと4度目!シルクスクリーン印刷ワークショップに参加してきました。

1回目のワークショップ参加はこちら
2回目のワークショップ参加はこちら
3回目のワークショップ参加はこちら

今回は同館の3周年を記念した「\ありがとう3周年/ 杜の小さなイベント祭り~サンキュー3連休で3日開催!!~」というイベント。
シルクスクリーン印刷だけではなく、いろいろな印刷体験ができました!

1つ目はこれで3度目!シルクスクリーン印刷体験。開館3周年を記念した「3尽くし」のデザインを施したトートバッグを制作。

このいろいろなフォントの「3」! 活字・フォント好きにはたまりません♪ シックな「オールド・ホワイト」という色もいい具合です。左はコースター。「三」の活字を作る時のデザインですね。

2つ目はオリジナルのノート作り。

表紙を「卓上活版印刷機(テキン)」で刷り(←しおりを刷るWSで体験済み♪)

裏表紙を「箔押し機」で箔を付け(←宇野亞喜良展で体験しました♪)

最後に「天糊製本機」でノートを仕上げます!(←これは初めて!!)

表紙の銀色インキ、裏表紙のキラキラ箔!中の紙も何だかレトロさがあって、特別感満載★

押した後の箔も捨てられません~。書籍の編集者として、箔押しのカバー、表紙は憧れの存在ですから。

天糊製本機はあっという間に、製本ができるんですが、開きがよいノートができ上がりました。

3つ目はアルビオン印刷機活版印刷! 
オリジナル「ペーパークラフト」を、アルビオン印刷機という活版印刷機で刷ります。

グーテンベルクが発明したといわれる印刷機とほぼ同じ仕組みだそう。紙と版に上から力を加えて印刷(人力で動かす)。もう機械のフォルムが素敵!!

インクはこちらで付けて、アルビオン印刷機で刷ります。

活版印刷の凸凹はなんども触ってしまうし、インクのかすみ具合も大好き。

印刷技術のあれこれをこんなに一度に体験できるなんて、印刷好きには至福の時間でした。これでもまだまだ参加していないワークショップがあるんです。また楽しみです。

クイズラリーの参加証の缶バッチ。過去企画展のチラシを使っているんですが、こんな絵柄の缶バッチ、私以外の誰が喜ぶんでしょう★

ドリンクのセンスもいつも脱帽!大好きな活字を飲み干す心地♪

ベンチは活字型。こういう細かいところまで抜かりがないのが好きです。

現在の企画展は「活字の種を作った人々」(6月2日まで開催中)。

活字のおおもとの型である「種字」を彫る職人さんの紹介です。

手先が器用な日本人の職人芸ですね。活字への愛を感じます。

次回のブログは、「文字・フォントの可能性を存分に味わう「もじイメージGraphic展」に行ってきた」です。文字やフォントの面白さ、可能性を感じられる展覧会を紹介します!(2月24日更新予定)